名古屋漢方鍼医会の説明

名古屋漢方鍼医会

NAGOYA KANPO HARIIKAI

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名古屋漢方鍼医会から一言・・・

平成7年6月に「東洋はり医学会」より独立して「名古屋漢方鍼医会」が設立されました。今年で13年目を迎えようとしています。
毎月の定例会、年に一度の全国大会「夏季学術研修会」などを通して会員の学術向上をはかっています。 最近は学生の参加者や女性の参加者が増えて雰囲気が随分明るくなってきたような気がします。これからは伝統鍼灸の啓蒙に勤め、多くの人に鍼の素晴らしさを伝えて行きたいと考えています。
 
 
 
 

会長の天野です

すでにご存知の様に鍼灸治療は中国で誕生し、日本に伝わってきた医学です。その医術は日本の文化・生活様式にあわせ日本独自の発展を遂げ、今や中国はもとより世界各地にその医術を輸出しています。しかし、その歴史は決して平坦なものではありませんでした。時の明治政府は、それまで日本の医療を守り続けてきた東洋医学を廃絶して、西洋医学を日本の医学としたのです。昭和に入り、明治政府が行った重大な過失を取り戻し本来東洋医学が持つ病態把握(陰陽・五行、古典医学の生理・病理・経絡・経穴など)の研修を行うべく『古典に帰れ!』のかけ声のもとに古典医学復興運動が起こりました。しかし、現在の鍼灸教育は、明治政府による旧態依然としたものであり、西洋医学的観察による学習が主体であり、東洋医学的観察が皆無に等しいものです。多くの鍼灸師あるいは現在鍼灸専門学校に学ぶ人たちはその入り口でその崇高な理念を打ち砕かれたでしょう。漢方鍼医会は古典医学(素問・霊枢・難経・傷寒論・金匱要略)の持つ病理感を尊重し生体の構成成分である『氣・血・津液(水)』を中心に東洋医学全般を研修する会です。 その治療は、生命力を強化して生体の抵抗力、免疫力を高めて病を治癒するものです。治療中、鍼による痛みが感じないので、治療終了後、「先生はいつ鍼をするのですか?」と聞かれます。是非一度漢方鍼医学界の会員による鍼灸治療を受診して下さい。


副会長の斉藤誉一でございます

当団体は、単なる有効団体ではありません・また、塾的、講習会的集まりでもありません。我々は、数千年の伝統に輝く、真の伝統医学である,漢方医学理論に基づく漢方はり治療の臨床と、学術の構築、そして、確立を目指す純然たる学術団体であります。したがってその研修態度は初心者から、ベテランまで、全員一丸となって、喧々諤々、切磋琢磨し合い、そして、確立された学術を、会員の各治療室に反映される。


 

監事の柳川です

鍼灸の食わず嫌いと言うか、「鍼はやりたくない」とお考えの方もあります。マスコミの扇動的な手技に惑わされずに門を叩いてください。けっしてそのような「痛い」「熱い」ものではありません。ぜひお試しください。


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学術部長の浅井です

古典鍼灸の学問とその技術について少しだけお話します。
古典鍼灸とは何か? 古い時代、今からさかのぼる事2000年いや2500年以上前から続いている東洋医学の考え方に乗っ取って行われる鍼の事です。「陰陽」「気」というものをその考えの中心に置き東洋(古代中国)で考え出された独特の医学です。世界各国にはその地域に根差した医学が大昔から行われてきました。インド医学、チベット医学、アフリカの医学、そして西洋医学、それぞれの土地の気候変化、食べ物、人の考え方・生き方、などを研究してでき上がって来たのです。ここ日本は古代から文化はいつも中国から入ってきました、仏教・音楽・医学、、、。そうして伝わってきた中国古典医学を日本人が日本人に合うようにアレンジして私たちの体に合う医学として発達させてきて現在の「鍼灸」「漢方薬」があるのです。
 しかしながらその伝統的に伝わってきた素晴らしい医学が危機的状況にあるのも事実です。今や医学と言えば西洋医学一辺倒で東洋医学を始めとする所謂「代替医療」は医学として認められていない、と言うのに均しい状況です。特に私たちの行っている「古典鍼灸」はその技術を継承しようとする鍼灸師が少なくなっているのです。
 昔はどんな病気でも鍼灸漢方薬で治してきました。と言う事はあらゆる病気に適応出来る、と言う事でもあるのです。確かに手術は出来ませんし重篤な病気は治せないかもしれません。しかし西洋医学で何ともならなくなった患者さんの苦痛を取り除く事が出来る、そんな話は沢山あるのです。東洋医学は「未病を治す」のが本来の得意分野です。つまりまだ病気とは言えないくらいの体の変調を捉えて、やがて病気になるであろう病気の種を取り除く事によって予防が出来るという訳なのですね。又一旦病気となったとしても体のもつ「抵抗力・生命力」を治療により上げる事が出来て結果として病気の改善を図る事もできるのです。あくまでも「治す力」をアップするのです、決して毒を以て毒を制す訳ではありません。残念ながら今の西洋医学は病原を叩く医療です。薬などの副作用によって胃腸や他の器官の調子が悪くなる方が非常に多いのも事実です。これはあくまでも今現在はそうであるけれども将来的には体に優しい薬が出来るのかもしれませんが、、、。
 現代は環境があまりにも悪くなってしまいました。空気・水・食べ物そして社会、、。毎日吸う空気が汚れ、飲む水、食べる食物も汚れているのです。病気にならない方が不思議なくらいだと思いませんか? それにつれて人の体が本来持っている生命力もどんどん弱くなってきています。えっ?? 平均寿命は伸びてるって? 平均寿命は確かに伸びていますがカウントする人の中にはかなりの数の人が人生の終わり何年間は寝たきりとなっている事実を考えなければなりません。病院で寝たきりで何年も生き続ける、本人にとっても家族にとっても大変な負担です。私は思うのです、人生70歳でも90歳でもいいじゃないですか、寿命は長ければいいってもんでもありません。亡くなる日まで元気でいられるかが問題だと。
 私たちの古典鍼灸は患者さんの元気、生命力を強める事が一番大切だとしています。病気にならない体を作る、それが最大の目標です。このページを見ている鍼灸師の卵さん達! 2,000年続いてきたこの伝統の継承者の仲間になろうじゃありませんか。又、一般の方、ご自分の身体を今一度見直して「そう言えば最近疲れやすくて体力が無くなったなぁ」と思われたなら是非「鍼治療」をお勧めします。治療を受ければきっと身体に良い事、ありますよ。


録音部長の斉藤太誉です。

学会での業務としては、各地方の学会などで行われた、講演などの録音テープを集め、編集、会員への紹介、販売をいたしております。私は漢方鍼医会で学んだものを治療室へ持ち帰り、いかに患者さんを快適な生活へ導くかを考えています。「病院で調べたけど、どこにも異常は無い」とか、「以前大き
な病気をして、その病気は治ったが、それ以来体調がおかしい」など、様々な症状にこの漢方はり治療は適応します。患者さんの立場に立ち、患者さんの訴える症状をいかに和らげるかを考え、少しでもハッピーライフへ近づけるよう治療に取り組んでいます。